【理学・作業療法士の退職】退職・就活の両方で使える退職理由7選!

PT・OTの転職
megumi
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こんにちは。病院から老健へ転職したOTのmegumiです。

退職理由は人によって様々で、本当のことを言いづらい場合もありますよね。(私もそうでした)

職場と揉めることなく円満退職を目指す場合、本音と建て前を使い分けるのも大切。

今回は理学療法士や作業療法士が円満退職するための退職理由や伝え方のマナーについて、ケース別にまとめてみたので参考にしてみてください。

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退職時と就活時の両方で使える退職理由の例文を厳選して紹介します!

理学療法士・作業療法士の退職理由7選【ケース別の本音と建前】

本音をそのまま伝えずに、上手く言い換えれば退職がよりスムーズに進みます。

退職後もリハビリ業界で働く場合は特に、勉強会や研修などで現職場の人と顔を合わせる可能性があるため、退職時に全くの嘘をつくのは得策ではないでしょう。

具体的な本音の悩み・ケース別に、円満に伝える方法を紹介していきます。

【本音①】仕事の内容が辛い・全く別の職種に転職したい

「OTではなく、全く別の仕事をやってみたい」と感じて転職する方は以下のような伝え方が良いでしょう。

「仕事内容が辛い/別職種に転職したい」の伝え方の例

  • ずっとやりたいと思っていたことがあって、諦めきれない
  • PT・OT以外の仕事も経験することで多様な人生経験を積みたい

療法士の仕事自体が嫌になったわけではなく、あくまでも前向きな理由で退職するのだという伝え方が良いでしょう。

【本音②】人間関係が辛い

人間関係に関する悩みは退職理由としてよくあるもののひとつですが、そのまま伝えてしまうと余計にギクシャクしてしまうのでしっかりと言い換えた方が良いでしょう。

「人間関係が辛い」の伝え方の例

  • ずっとこの職場で働いてきたから、他にもいろいろな職場を経験してみたい
  • 他の職場も経験することで、療法士としての経験や知識を広げたい

全くの嘘は良くないけれど、「人間関係が辛くて…」と正直に言うと突っ込まれるから、これくらいおおざっぱに言い換えた方が無難です。

【本音③】残業や収入などの待遇面に不満がある

待遇面での不満があると、そのままの状態で仕事を続けるのは辛いですよね。

「待遇面が不満」の伝え方の例

  • 自分の将来や家族のためにも転職して収入を上げたい
  • (慢性的な残業などで)業務時間内に仕事を終えられるよう最善を尽くしたけれど、体力的に厳しいため退職したい

就活の面接のときには、待遇面の不満はあまり言わない方が良いでしょう。

待遇面の不満については面接官は敏感です。

それよりも、転職先で挑戦したいことなどの志望動機に焦点を当てて話した方が受かりやすいでしょう。

転職先の残業事情や人間関係が不安…という方は転職サポートを使って事前に情報を仕入れてから動くのが吉。

転職のプロが面接についても個別で相談にのってくれます。

また自分では転職先に聞きづらいことも情報を持っていたり、給料などの条件交渉なども頼めばやってくれますよ。

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【本音④】教育体制が良くない

「先輩たちからリハビリについてあまり教えてもらえない…」

とか、逆に

「先輩たちからの指導が厳しすぎて嫌…」

など、教育体制に不満があり転職したいというケースもあるでしょう。

「勉強会が多すぎる」「症例発表が辛い」というのもリハビリ業界ではあるあるの転職理由ですよね。

「教育体制への不満」の伝え方の例

  • 現職場にいないような様々な症例をみて学ぶことでスキルアップを目指したい
  • (熱心すぎる指導がある場合)スキルアップを重視して努力し続けてきたが気持ちに余裕がなく、これからはプライベートの時間も大切にして生活のバランスを整えたい

面接時は、「スキルアップしたい」「挑戦したい」など前向きな理由を伝えた方が好印象です。

【本音⑤】他の領域の方が向いている気がする

小児から老年期分野、など他のリハビリ分野に挑戦したいケースです。

「他の領域に転職したい」時の伝え方例

  • 療法士としての視野を広げるため他の領域にも挑戦したい
  • 現職場の症例をきっかけに整形外科領域の知識を深めたいと思い、整形外科領域に転職したい

今の領域への不満よりも、転職先でやりたいことなどについて前向きな理由づけをした方が無難です。

【本音⑥】結婚、子ども、妊娠、配偶者の転勤や親の介護など家庭の都合

家庭の都合については、本音をそのまま伝えた場合も転職理由として納得してもらえる可能性は高いです。

本人だけの意思ではなく家族の意向もあるので、職場の人も「辞めるのも仕方ないかー」と納得しやすいです。

不妊治療など、言いづらい場合は「家庭の事情で…」「家庭の仕事に専念したく、家族と話し合って決めた」など説明すると良いでしょう。

【本音⑦】メンタルや身体的な不調

自身の体調について話せそうな上司がいる場合は、現状を率直に伝えてできるだけ早めに退職時期や休職、勤務状況の調整をしてもらった方が良いでしょう。

病院の診断書があるとより心強いです。

もし伝えづらい場合は、いままでに挙げてきた退職理由で使いやすそうなものを伝えて辞めてOKです。(「他の職場も経験することで、療法士としての経験や知識を広げたい」「家庭の都合で…」というあたりが無難です。)

自分の身を守れるのは自分しかいないので、徹底的に自分を守ってあげてください。

上司に言い出しにくい…という方は

退職の意思を伝えるところから全て代行してもらうという方法もあります。

会社や上司へ連絡不要!【退職代行ガーディアン】

【うつ病の場合】

うつ病の場合は、「退職」という大きな決断を即決するのではなく、まずは休職することを病院で勧められると思います。

もし可能なら休職でワンクッション置いてみて、その後も無理そうであれば退職するという流れでもOKです。

まずは医師と相談してみましょう。

また就活時に自身の体調について伝えるかどうかは人によって分かれます。

体調について伝える場合、面接の合格率としてはどうしても少し下がりますが、就職後に働きやすいよう調整してもらえる可能性があります。

転職サポートを使って、個別で相談して就職後について交渉してもらうのも良いでしょう。(時短正社員やパートとして雇用してもらう手もあります。)

転職サポートを使いたい方は

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私自身も前の職場が辛すぎて辞めて、転職サポートを使って転職しました。今はOTのパートとして働いています。無理せず生きていけるよう、自分のために環境を調整してあげましょう。

退職する意思の伝え方のポイントは2つ!

退職理由の文言だけでなく、誠意を感じられる伝え方をすることが円満退職を目指すうえで重要です。

退職の伝え方のポイント
  1. 退職したい日の1か月前までに伝える
  2. お世話になった感謝の気持ちを合わせて伝える

また「退職について切り出しづらい…」という方は、退職の意思を一方的に話すのではなく相談ベースで話し始めるとスムーズでしょう。

退職したい日の1か月前には退職意思を伝える

法律上は退職日の14日前までに退職意思を伝えておけば大丈夫ですが、余裕をもって1か月前には伝えておくのがおすすめです。

特に療法士の配置基準ギリギリでまわしている職場では早めに伝えた方が良いでしょう。

そして安易に同僚や後輩に伝えずに、直属の上司にまずは伝えるようにしましょう。

PT・OT部門ごとに役職があるひとがいれば部門長に、いなければリハビリ科の科長に伝えることになります。

退職日については上司や人事部の方々と相談して決める場合が多いので、こちらから「退職日はこの日」と指定しない方が無難です。(退職日を指定したい特別な事情がある場合は、その旨を伝えましょう)

また自分が担当している患者さん・利用者さんは他の療法士に引継ぐことになります。

現在の評価・リハビリ内容や、個人的な注意事項(例:NGな話題、リハビリに介入しやすい時間帯)などをまとめておくとスムーズに引継ぎできるでしょう。

お世話になった感謝の気持ちも伝える

退職の意思だけでなく、現職場や上司への感謝の気持ちも忘れずに伝えましょう。

例としては、「今までこの職場で皆さんからたくさんのことを学ばせていただきました。次の職場でも学んだことを精一杯活かしていきます。本当にありがとうございました。」といった内容でOKです。

感謝の気持ちを伝えることで、現職場の人たちも、退職するあなたを気持ちよく送り出すことができますよ。

理学療法士・作業療法士の退職理由についてのまとめ

退職理由や、退職意思の伝え方について紹介しました。

退職するという決断はとても勇気のいることです。

私も退職時には不安がありましたが、いざ辞めてみたら職場のストレスから解放されてとてもスッキリしました。

この記事が皆さんが新しい一歩を踏み出す時の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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