「私って作業療法士に向いてないのかも」
「でも今まで作業療法士しかやったことないし、他の職種で上手くやっていけるのか分からない…」
「どんな職種なら今からでも採用されるのか分からない」
↑OTから他職種への転職を考えていた頃の私が抱えていた悩みです。
この記事を読んでいる皆さんも今は不安や葛藤の中にいるかもしれません。
でも実際に転職活動をやってみると「他職種への転職って意外とできちゃうもんだな」と感じると思います!
この記事では私が他職種へ転職した時の実際の流れをもとに、OTが他職種への転職を成功させるために必要な手順をまとめました。
コミュ障の私も、OTと全く関係ない職種に転職できたよ!
この手順を踏めば自分に合った職場を見つけることは可能です。
OTから他職種へ!転職成功のための5ステップ
転職成功のための5ステップを紹介しますが、どれも一気に頑張りすぎなくて大丈夫!
現職の忙しさもあると思うので、自分にできそうなところからゆるーく取り組んでみてくださいね。
①自己分析をする
まずはざっくりと「仕事への不満(=次の職場では避けたいこと)」「仕事に求めるもの」を書き出してみましょう。
自己分析をすることで、自分が今の職場にどんな不満を抱えているのか、またどんなところにやりがいを感じるのかを明確にすることができ、次の仕事選びの指針を決めることができます。
自分の不満や、やりがいを感じるポイントを言語化し「どんな職場で働きたいのか」を明確にしていきましょう。
「こんな小さい不満で転職なんて考えて良いのかな」などと自分に厳しくすると本音が出てこなくなるので、どんなに小さな不満や喜びも全て思いつくままに書いてOKです。
書き出せたら、あとは業種や求人選びのときにその「不満」を避ければ良いだけ。
【例】コミュニケーションが苦手で痛みを感じる→コミュニケーションの少ない工場勤務などの求人を中心に見ていこう、など。
不満を避けつつ、自分が喜びを感じるポイントがたくさんありそうな業種を見ていくと良いでしょう。
自分のことを知れば知るほど、自分に合った求人を探しやすくなりますよ。
②実際の求人を見てみる
自分が興味のある分野の求人を見て、募集要項や条件面の相場をチェックしてみましょう。
転職したい分野によって、転職の難易度はガラッと変わります。
収入や休日数などの条件を少し落としてでも人気の業界に挑戦するか、条件面を重視して業界をいろいろと見てみるか…など、自己分析で出てきた自分の希望に合わせて比較検討してみましょう。
この段階では分野を絞りすぎずに、どんな求人があるのかを広く浅く眺めてみる感じでOK!
非公開求人も含めてチェックしたい場合は、無料の転職エージェントも活用すると選択肢が広がります。
③情報収集のプロを頼る(無料のものでOK)
無料の転職エージェントはキャリアのプロに転職活動全般をサポートしてもらえるツールなので、使っておいた方が失敗なく転職できると思います。
私は非公開求人や求人先の実際の雰囲気なども知りたかったので転職エージェントと口コミサイトを両方使いながら転職活動をすすめました。
基本的には無料の転職エージェントの情報だけでも十分なのですが、私は転職に失敗したくない気持ちが強かったので「転職会議」という口コミサイトで実際に求人元で働いている人の声もチェックしていました。
私がやっていた流れとしては
①転職エージェントのサイトで気になる求人をチェック&求人元の雰囲気を担当に聞いてみる
②転職会議でも口コミを確認
という感じです。
転職エージェントの担当さんには自分が譲れない条件を伝えたうえで求人を探してもらい、基本的にはLINEでのやり取りをお願いしました。
④面接を受けてみる
気になる求人が見つかったら、いよいよ面接です。
私は面接が苦手なタイプなので、転職エージェントの担当さんに履歴書や面接官からの質問への答え方についても相談していました。
それでも作業療法士という職種の就活とはやはり違って、面接に何回か落ちるのも、他職種への転職なら当たり前。
私も書類で落ちたり面接で落ちたりw
10社くらいは受けたかな?
面接で落ちた時には、何が悪かったのかをエージェントの担当さん経由で面接官に聞いてもらって、反省点を次に活かしたりしていました!
諦めず、切り替えて転職活動を続けていれば絶対に内定がもらえる日は来ますよ!
また収入面について転職エージェント経由で面接担当者に相談することもできるので、交渉したい内容は面接前にエージェントに伝えておくとスムーズです。
⑤転職後のアフターケアの活用
面接に合格したら、新しい職場での仕事が始まります。
転職エージェントのアフターケアで「新しい職場で困っていることはないですか?」と聞いてもらえるので、直接言いづらいことは担当さんから伝えてもらいました。
私の場合、面接で聞いていた給与と実際の給与が違ったためエージェントから確認してもらったところ、間違いが発覚。
その後、無事に面接で聞いた給与に戻してもらうことができました。
OTの分野と全く違う仕事は、はじめは分からないこともありましたがわりとすぐに慣れて仕事をこなせるようになりました。
結局その後、やりがいのあるOTの仕事に戻る私でしたがw、OT以外の道も自分にはあるのだと分かっただけでも救いになり、転職してみて良かったと今では思っています。
「自分はOT以外できないかも…」というのは完全に私の思い込みでした。
OTの他職種への転職についてのまとめ
今回はOTが他職種へ転職する時の手順についてまとめました。転職のイメージはできたでしょうか?
以下の記事では「OTとは別の職種で働きたいけど、OTの資格や経験も活かしたい」という方向けに、具体的にどんな仕事があるかをまとめたので、こちらの記事もぜひ併せて読んでみてください。
「いきなり転職は、やっぱり不安かも…」という方は別の職種の副業から試してみるのもおすすめです。以下の記事を参考にしてみてください。
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