作業療法士は専門職なので、「全くの異業種へ転職したい」という時に資格や経験を活かすのが難しいイメージがありますよね。
しかし検索方法を工夫しながら求人を調べてみると、意外と異業種への道も見つかるものです。
今回は作業療法士が全くの異業種へ転職するならどんな求人があるのか、また自分に合った求人の調べ方などをまとめていきます。
作業療法士の資格を活かせる仕事
まずは実際の求人を見ながら、作業療法士の資格を活かせる仕事を5つ紹介していきます。
作業療法士の国家試験の講師
作業療法士資格があれば、作業療法士の養成校や、国家試験対策の塾での講師として働くことができます。
講師の募集は少なくかつ人気なので、希望する場合は見つけたら早めに応募した方が良いでしょう。
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PT・OT・ST WORKERウェブライター
ウェブライターは、ネットの記事を書く仕事です。
記事を書くというと難しそうですが、「作業療法士ってモテるの?」「作業療法士に向いている人ってどんな人?」など、作業療法士として働いた経験があれば書けるテーマがたくさんあります。
分からないところは検索しながら書ければOK。
1記事から募集しているところも多く、パソコンさえあれば家でできるので副業としても気軽に始められます。
いきなりウェブライターに転身するのではなく、休みの日などにまずは1記事から始めてみるのがオススメですよ。
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クラウドワークス就労支援講師
障害のある方の就労支援の仕事もあります。
具体的にはビジネスマナーやコミュニケーションなどについて、相談相手になりつつ適宜アドバイスをしていきます。
OTだけでなく介護福祉士や精神保健福祉士など、いろいろな職種の方が就労支援の仕事をしていますよ。
児童指導員
児童指導員とは、児童福祉施設に通所・入所している子たちを支援する職種です。
発達障害のある子の放課後デイサービスでの支援や、虐待などによって児童養護施設で暮らす子の支援などに携わります。
おやつやお出掛け、室内でのレクリエーションなどなど、施設で過ごす時間を複数の職員で進行・サポートしていきます。
保育士や教員、介護士などなど様々な経歴のある方が児童指導員として活躍中です。
作業療法士は療育的な関り方もできますし、採用に有利になりますよ。
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PT・OT・ST WORKER福祉用具専門相談員
福祉用具専門相談員とは、福祉用具の選び方や使い方を対象者に教える専門職のことです。
一般の方が福祉用具専門相談員になる場合には研修や試験を受けなければならないのですが、作業療法士の場合は研修・試験が免除されます。
福祉用具のレンタルや販売をしている事業所では最低でも2名の福祉用具専門相談員を配置しなければならないので、資格を持っていると重宝されますよ。
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PT・OT・ST WORKERリハビリ関連サービスの営業
リハビリ関連のサービスって実はいろいろとありますよね。
療法士をターゲットにしたリハビリ知識の提供や、利用者をターゲットにした自費でのリハビリの提供など様々なサービスがあり、当然そこには営業活動が必須です。
比較的レアな求人ではありますが「作業療法士の資格を持っている営業マンが欲しい」という会社からの人材募集も見つけました。
リハビリ関連の営業の求人を見つけたサイトのリンク▼
PT・OT・ST WORKER作業療法士の資格を活かせる求人の探し方
求人サイトで「作業療法士」というキーワードで検索すると、病院や施設でのリハビリ業務ばかりが出てきてしまい困った経験はありませんか?
作業療法士の資格を活かしつつ、リハビリ業務以外の求人を探すにはちょっとしたコツがあります。
そのコツとは「作業療法士資格」というキーワードで探すこと。
作業療法士資格というキーワードで検索すると、リハビリ業務以外のレアな求人が出てくることがあります。
求人サイトを覗いてみて「自分の希望に合った仕事が無いなー…」と思った場合でも、数日おきに求人をチェックすると新しい募集が出ていたりするので、できるだけ求人サイトはこまめに見ることをおすすめします。
作業療法士の資格を活かせる仕事についてのまとめ
作業療法士の資格を活かしながら別の職種で働く方法について紹介しました。
作業療法士の資格を取ったからといって、一生OTとして働かなければならないわけではありません。
今までの経験に囚われず、自分が納得できる道に進んでみるのも人生です!
この記事が、新しい道へのひとつのきっかけになれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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