勉強会に行きたくないOTが見つけた、頑張らなくても成長する方法

リハビリの勉強

本当は勉強会に行った方が良い空気は感じるんだけど、行きたいと思えない…

勉強会に行っていないから患者さんに申し訳ないし、療法士からの目も気になる

勉強会に行っても給料が上がらないし、モチベーションがない

意を決して勉強会に行っても内容が自分に合わなかったりする…

勉強会に行っていないと将来的に何か不利になるのかな

↑これら全て、OTとしての勉強に悩んでいた頃の私のボヤきですw

筆者(OT)
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これは、昔の私のようにやる気がゼロになってしまった療法士さん向けの記事です!

落ち着いて考えてみれば、勉強会だけが効果的な勉強方法というわけではないんですよね。

この超便利な令和の時代、様々な勉強ツールを使いこなせばわざわざ高価な勉強会に行かなくても十分に実力をつけることができるので、自信をもって患者さんへ効果的なリハビリを提供できるようになります。

この記事では、まずは勉強のハードルをぐっと下げて、モチベーションが落ちていても自宅で皿洗いをしながら「聞き流すだけ」でできる勉強法から紹介していきます。

筆者(OT)
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モチベーションが地の底に落ちていた私でもラクに続けられた勉強方法をまとめたよー

またやる気ゼロから勉強のモチベーションを上げるコツについても紹介するので良ければ参考にしてみてください。

筆者(OT)
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「勉強しても給料が上がらないからモチベも上がらん!」という方はOTの副業情報も見てみてね。(まとめにリンクあり)

作業療法士が自宅でラクに勉強する方法

作業療法士が勉強会に行かずに、かつ効果的に勉強するための方法は以下の2つです。

  • YouTubeやインスタ、リハノメなどの動画を活用する
  • 興味のある分野の本を読んでみる
筆者(OT)
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効果的に勉強するには動画や本の使い方が重要だから、解説していくね!

動画を使いこなす

昔の私のようにやる気ゼロになっている作業療法士さんは、まずリハビリに関するYouTube動画を皿洗いしながら聞き流すところから始めるのがオススメです!

ハードルは低ければ低いほど始めやすいので「皿洗いが終わったら、動画が途中でも止めちゃってOK」くらいのテンションで聞き流してみましょう。

そして聞き流したあとに「自分、勉強してエラいね!」と自分を褒めてあげてください。

筆者(OT)
筆者(OT)

毎日働いて、さらに勉強しようとしているなんてスゴいと思いません?自分を労ってあげてください!

それを続けていると少しずつ勉強の習慣がついてくるので、そのままYouTubeやインスタの動画を見るのもヨシ、リハノメ などのより洗練された動画にステップアップするのもヨシです!

【補足】リハノメとは?

療法士のための動画を配信してくれているサブスクです。

自分が知りたい分野の動画を簡単に見れて、勉強会並みの知識が手に入るよー

「動画で勉強するのも悪くないな…」と思えるくらいにやる気が出てきたら以下の記事を参考に、よりステップアップした動画学習をしてみるとさらに知識や自信がついていくでしょう。

興味がある分野の本をゆるーく読む

今すぐに必要な知識かは置いといて、自分の興味を優先して読みたい本を読んでみましょう。

例えば「担当患者さんにはいないけど、精神疾患に関する本を読んでみようかな」とかでもOK。

もっと言えば「精神疾患はハードル高いから心理学系の本でも読んでみよっかな」も全然OK!

まずは何でも良いから本を読み始めてみると、そこから興味の幅が広がったり、のちのち役に立つことも全然あります。

筆者(OT)
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私は心理学の本をなんとなく読んだおかげで、患者さんの心の状態の理解が深まりラポール形成がしやすくなったよ!

また、本に関しても「ちゃんと読まなきゃ」と意気込むのはNG。

「流し読みでOK」「飽きたら途中でやめよー」読みやすい本なら読んでやってもいいぜくらいのテンションで始めるのがコツです。

筆者(OT)
筆者(OT)

仕事で疲れている中、1文字読んだだけでもスゴいことなんです!

私が読んだ中で良かった本も以下にまとめているので参考になれば嬉しいです↓

勉強のモチベーションの上げ方3step

作業療法士の勉強に対するモチベーションがゼロだった私も、今ではちゃんと勉強するようになりました。

どうやってモチベーションゼロ時代を抜け出したのか、そのコツを3つ紹介します。

勉強したくない自分を責めない!

リハビリ業界って、「勉強して当たり前」みたいな雰囲気ありません…?

そりゃあ患者さんのためにより良いリハビリを探求していくのは大事だと思うんですよ、でもね、でもね、療法士も人間だから、働いたら疲れるんですよ…!!(心の叫び)

休みの日は、休みたいのよ!!!!

私はこの「疲れた、休みたい、勉強なんてしたくない」という気持ちを感じることや、自分のリハビリに自信がもてないことを無意識に自分で責めていました。

自分を責めることで余計なエネルギーを使ってしまう→余計に仕事中も休日も疲れてしまう→ますます勉強するためのエネルギーを作り出せない、という悪循環に陥っていたのです。

それに気づいてから私は自分を責めていることに気づいた時に「ストップ!自分を責めない!今はこれが精一杯!分からないなりによくやってる!」と、自分をかばってあげることにしました。

筆者(OT)
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ここでも心理学の知識が役に立ちました!

自分責めをストップするクセをつけていくと少しずつ自分を許せるようになり、仕事で疲れすぎることが減ってきました。

そうすると余力が生まれるので、「今日なら少し勉強しても良いかな」と思える日が出てきました。

筆者(OT)
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仕事で疲れすぎているな、と感じる人はまず自分が自分に優しくするところからスタートです!

勉強した時には自分をたくさん労う!

家で少しでも勉強できたときには、自分で自分のことをたくさん褒めてあげましょう。

筆者(OT)
筆者(OT)

「少ししかできなかった」とか、自分を責めるのはNG!やる気が出なくなっちゃいます。

ご褒美に甘いものなどを用意しておくのもオススメです。

どんな内容であれ、家で少しでも「勉強しようかな」と思えた時点で成長できているし、行動に繋げられたなら超ハナマルなんです。

自分でも恥ずかしくなったり「こんなに自分のことを甘やかして良いのかな」と思うくらい、たっぷり自分のことを褒めてあげてくださいね!

自分を褒めてあげることで自己肯定感が高まり余裕が生まれ、勉強のモチベーションが湧いてきます。

ここまでくれば好循環の中にいるので、勉強の習慣ができてきますよ!

環境を変えると勉強したくなる可能性も!

私が作業療法士として最初に就職した職場は「勉強しないとヤバいよね」みたいな無言の圧がある病院でした。

そこでは正直、仕事中の先輩の目が気になってとても疲れて、休みの日は仕事のことを考えるのがイヤすぎて勉強ができませんでした。

その後転職し、今の職場は「勉強する・しないは個人の自由だよね〜」みたいな柔らかい雰囲気があり、エネルギーが温存できるからなのか、家での勉強が苦痛ではなくなりました。

このように、勉強を強要されない環境になったことで、逆に勉強ができるようになるパターンもあります。

勉強したくない気持ちは自分のせいではなく、単に「疲れすぎているから」という可能性もあります。

そういう方はまず休むこと、環境を変えてみることを考えても良いかもしれません。

作業療法士が勉強会に行かなくてもちゃんと勉強する方法のまとめ

今回は「OTが勉強会以外の方法で効果的に勉強する方法」についてまとめました。

動画をうまく活用することで、頑張らなくても学習できる時代に生まれて良かったです!(筆者は陰キャです)

PT/OTのための総合オンラインセミナー

「うーん、勉強方法は分かったけど勉強しても給料が上がるわけじゃないからなー…」と困っている方は以下の記事を参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではでは、お互い無理せずお仕事がんばりましょ〜

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